


著者名:
鶴屋和彦 出版社名:
新興医学出版社
増加の一途を辿る透析患者、高齢化する患者、糖尿病合併例、長期透析例の増加で腎代替療法の治療選択と合併症対策の重要性が強調されています。そのようななか、残存機能保持が優れている腹膜透析の有用性が見直され、“PD first”や“Incremental PD”のような透析導入の方法が提唱されるようになりました。しかしながら、わが国の透析患者に占める腹膜透析患者の割合は極めて低く、その原因として腎代替療法の治療選択に関する説明が十分でないことがあげられます。
本書がすべての患者さんにより質の高い医療とQOLを提供する一助となることを願っております。
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