著者名:
宇田哲雄 出版社名:
さきたま出版会
埼玉県南に今も広大な自然が残る見沼田んぼ。
見沼は、有史以前より、海から湖沼へ、時に貯水機能の場として、近世においては、実り多き田畑として、形を変えながらも、大宮台地の人々の暮らしと深く結びついてきた。
生活の場としての見沼、畏怖の対象としての見沼。そこに信仰がはじまり、伝説が生まれる。
本書は、見沼の歴史をひもときながら、なぜ女神(弁財天)信仰が見沼に広まったのか、
また、どのようにして龍神伝説が生まれたのかを考察する。
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