著者名:
服部信孝 出版社名:
法研シリーズ名等:
オールカラー家庭の医学
●パーキンソン病患者は年々増加しており、全国に15万人以上、1000人に1〜1.5人かかると推定されており、アルツハイマー病に次いで2番目に多い神経変性疾患です。世代としては、50歳代から60歳代にかけて増加し、60歳以上の100人に1人程度の割合で発症するといわれています。
●脳内の神経伝達物質の分泌異常を原因として、ふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅くなる、姿勢が保ちにくくなるなどの身体的な症状が現れる病気です。かつては回復が難しかったのが、薬物療法の進歩に伴いリハビリテーションとの組み合わせで、かなり症状を軽減できるまでになっています。
●本書は、超高齢社会を迎え、益々発症頻度が上昇しているパーキンソン病の原因、検査、診断、治療法、リハビリテーションや体操、毎日の生活の過ごし方等々、パーキンソン病とつきあっていくために必要なさまざまな情報をやさしい図解とともにわかりやすく解説、パーキンソン病の患者さんと家族など周囲の人のために、少しでもお役に立てることを着眼しています。病気を上手にコントロールするための必携本!
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