


著者名:
蒼井杏 出版社名:
書肆侃侃房
牛乳で練ったビスケットのうらをすべすべしてゆく夜のおはなし
ほうら ね 花豆を煮るやわらかくざんらざんらと砂糖与えて
『瀬戸際レモン』の蒼井杏、第二歌集。
今だから、いや、今しか書けないショボンヌのつぶやき。
【収録歌より】
背表紙が背の順にならびうつくしくきおくのひざをおりまげている
この鍵はだれかの指の味がする。わたしいつでもひざまずけるよ
アイコンをかえたのですね。とおいなぁ。クリアファイルであおいだあの夏。
プリンターのうえのねこの目とじてゆき世界中からわたしがきえる
ひとつぶのみずが耳から出ていっておもいだせそうだったんだけどな
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