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著者名:
梶本光廣 出版社名:
丸善プラネット
原子炉施設のシビアアクシデントのように「発生頻度は小さいが,一旦発生すると,人と環境への影響が甚大な事象」について,リスクの定量的な検討結果に基づいて,十分な安全対策を講じることが重要である.
原子炉施設のシビアアクシデント時の放射性物質挙動に関する基本的な物理量の値を知りたいけれど,手近な教科書が見当たらない.手計算で値を推定しようとしても,さて,どうすれば良いのか…….このように立ち往生する若手の原子力安全の関係者を,度々目にする.
原子炉施設のシビアアクシデント時の放射性物質の挙動を知ろうとすると,気体分子運動論,流体力学,熱・統計力学,原子核物理,エアロゾル工学,原子炉工学に加えて微分方程式論,物理・化学や数学などの多岐に渡る分野の知見を利用することになる.
本書は,これらの多岐に渡る分野の知見を,シビアアクシデント時の放射性物質挙動と大気中への放出量の評価,いわゆるソースターム評価の分野の視点から「基礎の理解,理論と実践」の専門書・教科書として,一冊に集約した.
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。