『認知・判断・実行』の回路を繋げるジュニアサッカートレーニング/池上正

著:池上正
出版社:カンゼン
発売日:2025年06月
キーワード:『認知・判断・実行』の回路を繋げるジュニアサッカートレーニング池上正 にんちはんだんじつこうのかいろおつなげる ニンチハンダンジツコウノカイロオツナゲル いけがみ ただし イケガミ タダシ



著者名:池上正 
出版社名:カンゼン

瞬時の「判断」には状況を「認知」する力が必要だ。近年では欧州から『ヴィセラルトレーニング』『ライフキネティック』『エコロジカルアプローチ』といったトレーニングの手法が言語化されています。それらが日本でも広く認識されるようになりました。これらの手法は、子どもの頭を回すためのトレーニングとも言えます。指導者が目の前の状況を整えてあげることで、子どもたちが自発的に気づく、この問題をどうやって解こうかという思考回路になってくれる、などが理想的です。しかし、実際にはなかなか簡単には進まず、指導者たちが頭を悩ませている状況があるのだと思います。「頭が回る」とは、子どもたちが「判断」をする前に「無意識レベル」で「認知」できるようになることを指します。「認知」がおざなりになれば、的確なプレーの判断もできません。子どもたちの「無意識レベル」に働きかけ、「認知→判断→実行」の回路をスムーズに繋げる。本書が、そのサポートになる一冊になれば幸いです。

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