ヘムタンパク質の科学 生理機能の理解とその展開に向けて/城宜嗣/青野重利/齋藤正男

監修:城宜嗣 監修:青野重利 監修:齋藤正男
出版社:エヌ・ティー・エス
発売日:2022年05月
キーワード:ヘムタンパク質の科学生理機能の理解とその展開に向けて城宜嗣青野重利齋藤正男 へむたんぱくしつのかがくせいりきのうの ヘムタンパクシツノカガクセイリキノウノ しろ よしつぐ あおの しげと シロ ヨシツグ アオノ シゲト



著者名:城宜嗣  青野重利  齋藤正男 
出版社名:エヌ・ティー・エス

◆多種多様な生理機能をそなえ,今も生命研究の最前線に立ち続ける「ヘムタンパク質」研究の大著!
◆錯体化学,生物無機化学,構造生物学,物理科学,植物科学や応用・展開研究等も視野に構成!
◆歴史的な成果を顧みつつ体系的・網羅的に領域を俯瞰。初学者〜トップ研究者まで必携の1冊!

ヘモグロビンに代表される,生物に必須の金属タンパク質「ヘムタンパク質」。
早石修による酸素単価酵素の発見(1956年)や,佐藤了・大村恒雄によるチトクロム(シトクロム)P450の発見(1962年)に代表されるように,黎明期から日本人研究者が発展に大きく寄与してきた,世界に誇る研究の1つであり,近年のヘムタンパク質研究の新たな展開においても例外ではない。

本書は,日本が国際的に先頭するヘムタンパク質研究の最新成果を紹介。
ヘムタンパク質研究のさらなる発展に寄与するとともに,関連する周辺基礎研究分野や応用・展開研究の方にとっても資する所の大きい内容となっている。
生化学・無機化学・物理化学など金属タンパク質研究に関与する方や,錯体化学・生物無機化学・構造生物学・物理科学・植物科学の研究,その応用・展開研究に携わる方などに。

【主な目次】
序論 ヘムタンパク質の研究の歴史
第1編 基礎研究
第1章 エネルギー変換に関与するヘムタンパク質
第2章 物質輸送・物質変換に関与するヘムタンパク質
第3章 情報変換・情報伝達に関与するヘムタンパク質
第4章 ヘム輸送とヘム代謝
第5章 測定解析技術
第2編 展開研究
第1章 ヘムタンパク質と医学・薬学
第2章 ヘムタンパク質と農学
第3章 ヘムタンパク質と工学

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。