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特集:令和エッセイビッグバン!
エッセイは売れない、と囁かれているそうだが、どっこい、令和になって面白いエッセイが続々と刊行されているのだ! というわけで、本の雑誌4月号の特集は「令和エッセイビッグバン!」。古賀及子とスズキナオの令和エッセイスト宣言!対談から、エッセイ復興の狼煙に散文とスーパーエッセイ、書店員注目のエッセイストに売場から見たエッセイ棚対談まで、令和エッセイの新しい書き手と作品をどーんと紹介するのだ。さあ、あなたも令和エッセイの世界に飛びこんでみよう!
新刊めったくたガイドは小山正がドイツからベルギー、イギリスと、異国情緒の迷宮と謎をさまよえば、橋本輝幸はオースター『4321』を遅ればせながら2024年のベスト級と断言! 大森望が怒濤の改変歴史青春小説R・F・クァン『バベル』に参りましたと白旗を揚げれば、梅原いずみは新川帆立の傑作長編『目には目を』に驚愕! 久田かおりがバラエティに富んだ復興支援アンソロジー『あえのがたり』をイチ推しすれば、東えりかは『ガラパゴスを歩いた男』でノンフィクションの喜びを堪能! そして本の雑誌チームは"グリ下"の若者たちの気持ちが響く、増島拓哉『路、爆ぜる』に滂沱の涙。いざ、あなたもサイケデリックでいってみよう!
今月は朝井リョウが図書カード三万円使い放題!に登場。百分間で九十冊紹介するイベントのために十八冊を怒濤の勢いで購入すれば、松井ゆかりは遠田潤子の十冊で、ギリギリで生きる心と未来への希望に共感。黒い昼食会が下世話な感情の大切さを訴えれば、泉麻人は田村光昭がアイドルだったと告白。永江朗がさらばガエハウスと自宅に別れを告げれば、北原尚彦少年は初めての神保町体験だ! さあ、春は別れと出会いの季節。本の雑誌4月号を開いて、あなたも令和の新しいエッセイとの出会いをしよう!
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