本の雑誌 2023-2

出版社:本の雑誌社
発売日:2023年02月
キーワード:本の雑誌2023−2 ほんのざつし2023ー2 ホンノザツシ2023ー2



出版社名:本の雑誌社

特集:本を買う!

本は読むためだけにあるのではない。買うためにあるのだ! というわけで、本の雑誌2月号の特集は「本を買う!」。「本を買え。天に届くまで積み上げろ。」と諭す中野善夫の積読のススメから、買わずにいられない編集者の本音対談、本を売るときに本屋が考えていることに矢部潤子、山本貴光、水鏡子3氏の三者三様あっと驚く1か月に買った本、そして読者の本買い体験まで、本を買うことの喜びと楽しさが満載の真冬の大特集だ。さあ、あなたもわしわし本を買おう!

新刊めったくたガイドは柿沼瑛子がパミラ・ブランチ『死体狂躁曲』の軽味とスピード感が楽しい!と太鼓判を押せば、石川美南は絢爛たる比喩の千本ノック『パラディーソ』をどっぷり堪能。大森望が"いま、そこにある未来"を描く『マシンフッド宣言』をイチ押しすれば、酒井貞道は米澤穂信『栞と嘘の季節』の不穏なコンビに愛惜措く能わず! 松井ゆかりが額賀澪『タスキメシ 五輪』で東京オリンピックを振り返れば、すずきたけしは世界中の「サッカー民」の人生とルーツが詰まった書でサッカーの魅力にワクワク。そして北上次郎は増田俊也の動物パニック小説『猿と人間』がすごいぞ!と絶賛。いやはや、すごい迫力だ、とおじさんが驚いた850頭の凶暴化した猿と、いざ、あなたも闘おう!

今月は「本屋大賞で買った本」で逢坂冬馬が登場! 副賞の10万円分の図書カードで「本は別会計」と買いまくった49冊を一挙公開すれば、堀井憲一郎は人生で買ったいちばん高い本を激白。黒い昼食会が「お詫びはコミックで」と提言すれば、浅生ハルミンは「高尾山こけしまつり」に参上! 内澤旬子が「屋根はつらいよ」と嘆けば、古本屋宣言をした岡崎武志は「さて、何から始めるか」! 哀愁の町に雪が降っても本の雑誌2月号があれば気分はひっつき虫!? 今年もよろしくで48年目の初春は「さあ、ニンジンを食べなさい」なのだあ!

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。