本の雑誌 2022-10

出版社:本の雑誌社
発売日:2022年10月
キーワード:本の雑誌2022−10 ほんのざつし2022ー10 ホンノザツシ2022ー10



出版社名:本の雑誌社

特集:あなたの知らない索引の世界

七月号の編集後記で【ま】が索引って使いますか?と愚痴ったところ「大いに使ってますよ!」というハガキがどっと届いた。おお、世の活中者たちにとって索引は欠くべからざるものなのだ! というわけで、本の雑誌10月号の特集は「あなたの知らない索引の世界」。索引のない本はただの紙束だ論から、索引偏愛対談、美しく機能的な索引の作り方に担当編集者の苦労話、古書に見る索引に読者のイチ押し索引まで、あると嬉しい索引の知られざる世界にぐぐいと迫る特集なのだあ!

新刊めったくたガイドは吉野仁がこの秋必読の海外ミステリ『われら闇より天を見る』を絶賛すれば、藤ふくろうはヘビー級の家族小説2連発に、家族とは!と呆然。大森望が驚愕の真相へ突き進む『ヨーロッパ・イン・オータム』をイチ押しすれば、古山裕樹は初鹿野創〈ラブだめ〉は本格陰謀小説である!と断言。高頭佐和子が情熱と青春てんこ盛りの村山由佳『星屑』に大満足!なら、すずきたけしは日常の中でもう始まっている恐るべき『サイバー戦争』に仰天! そして北上次郎は平岡陽明『素数とバレーボール』で青春がぐんぐん立ち上がって、どっかーん! さあ、あなたも五万年後にバレーボール部を再結成して、青春をぐんぐん立ち上がらせてくれぃ!

今月の図書カード三万円使い放題!には原田ひ香が登場! 三省堂書店神保町本店の仮店舗で鎌倉殿から気になる名作漫画まで、どーんと49冊を一気買いすれば、読み物作家ガイドは新保博久が真保裕一の10冊を紹介。冒険小説/ハードボイルド、お仕事、家族、恋愛、時代、ユーモア小説と、多岐にわたる真保作品49作から、シンポ教授が迷わず選んだ10作は128ページ! 『ホワイトアウト』『奪取』を満喫した人は迷わず読もう! さらに今月は堀井憲一郎が『アンナ・カレーニナ』の裏表紙あらすじネタバレ度を探れば、黒い昼食会は佐伯泰英の後継者を大募集。日下三蔵がひな人形を安住の地に収めたかと思えば、内澤旬子はタイルで積み木!? 索引の細かい字で目が疲れたら、突然クロスワードで目と頭をリフレッシュ。本の雑誌10月号で、索引の世界にどっぷり浸かろう!

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。