著者名:
宇佐美寛 出版社名:
メヂカルフレンド社
厚生省看護教員養成講習会で「論理学」の教鞭をとってきた著者が、論説文の実例をもとに、論理的思考とは何か、その文章表現の方法とは何かについて、簡潔、明瞭に分析した。実例をふんだんに取り入れた本書は、特別な知識や経験がなくとも読みすすめるだけでなく、練習問題を付すなど、論理的な思考の進め方の実際のトレーニングができるように工夫されている。看護学生のための教材としてより、看護に携わるすべての人に推奨できる好著である。
はじめに
第一章 「開講のことば」
第二章 文
I 授業の手順 II 作文例とその分析 III 思考の単位としての文 IV 論評の倫理 V 文の七原則 練習問題
第三章 段落
I 「論評」の意義 II 「段落」の意義 III 教材文の分析・批判 IV 批判を発送する方法 V 構造図
VI 段落意識の欠如 VII 書き出し部分の段落 VIII 段落部分の構成 "@段落意識の強まり
第四章 語句
I 「私の看護観」の分析 II 正確・明瞭な語句
第五章 読書
I なぜ読むべきか II 何を読むべきか 〈参考書目録〉
練習問題
付録(参考論文)
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