


著者名:
由良弥生 出版社名:
三笠書房シリーズ名等:
王様文庫 D12−9
1000年前も、きのうの夜も……男と女は――こんなに切ない、こんなに官能的……『源氏物語』の表(おもて)を読み、裏を読み、行間を読む……。光源氏をめぐる生身の女性たちの語りつくせぬ思い、心の闇を、たっぷり堪能してください!
初夜の悪夢、12歳光源氏と16歳葵の上の婚儀の行方。道ならぬ恋、継子と契った藤壷が失ったもの、得たもの。怖い女、若い男に溺れた六条の御息所の胸の内。ホラー?ミステリー?夕顔を殺したのは誰?男の理想、“人形”紫の上の哀しみ。身震いするほど哀しく、圧倒的に面白い「珠玉の恋愛譚」!
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