


著者名:
砂澤ビッキ 札幌芸術の森美術館 出版社名:
マール社
北海道を代表する彫刻家・砂澤ビッキ(1931〜1989)。
旭川に生まれ、60〜70年代に札幌と鎌倉で意欲的に制作・発表を続けた後、北海道北端にある音威子府へ移住。小学校を改築したアトリエで木彫による大作「風」シリーズを生み出しました。
本書は、砂澤ビッキ没後30年を記念して開催される札幌美術展の図録であると同時に、主な彫刻と、木彫の概念にとどまらない作品群を掲載した作品集です。
本書では、「風」をテーマにした晩年の大作を、制作を象徴するものとして大きく取り扱い、「風」に至るまでの様々な制作を、彫刻に限らず絵画や素描にも光をあてながらたどります。基本的な情報は網羅するようにし、作品は彼が手がけた様々なテーマをおおまかに分類して、解説を付しました。
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