


著者名:
阿部利彦 出版社名:
中央法規出版
★「人に助けを求めること」の大切さと難しさ★
困っていることを人に伝え、必要な手助けを求めることを“援助要請”といいます。
発達に特性がある子をはじめ、子どもたちはなかなか学校生活において、「教えて」「手伝って」と言うことができません。本書では、子どもたちが「人に援助を求めてうまくいく経験」を積み重ね、自立・社会参加につながるよう、教師や保護者がどのように働きかければよいのか、援助要請の難しさや大切さを、子どもだけでなく、保護者や教師の立場で見つめ直すことについて、わかりやすく解説しています。
★援助を求める力は誰もが安心して過ごすために必要なスキル★
困ったときに「助けて」と援助を要請する力は、問題解決の力やメンタルヘルスの予防など、生きるうえでとても大切な力であると言われています。しかし、子どもたちのなかには、適切に助けを求めることができず、困っているケースが多々あります。
長年にわたり教育現場で支援のあり方を探求してきた星槎大学大学院教授・阿部利彦先生が、「援助を求める力はなぜ大切なのか?」、そして、子どもたちに安心して学校生活を送ってもらうためにできることをわかりやすく解説した一冊となっています。
【主な目次】
第1章 困り方に困っている子と援助を求める力
第2章 通常の学級において援助要請スキルを支える
第3章 特別支援学級において援助要請スキルを支える
第4章 通級指導教室において援助要請スキルを支える
第5章 特別支援学校において援助要請スキルを支える
第6章 教師にとっての援助要請スキルとは
第7章 保護者にとっての援助要請スキルとは
第8章 家族にとっての援助要請スキルとは
第9章 みんなの「助けて」について考える
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。