


著者名:
西岡常一 宮上茂隆 穂積和夫 出版社名:
草思社シリーズ名等:
日本人はどのように建造物をつくってきたか
世界最古の木造建築である法隆寺に込められた、古代日本人の技術と知恵を、
豊富なイラストと分かりやすい文章で徹底解説!
法隆寺が世界の最古の木造建築であることはひろく知られていますが、
その価値はただ古いということにだけあるのではありません。
ほんとうの価値はむしろ、これらの建造物をとおして、古代日本人がもっていた
技術や知識や知恵を知ることができることにあるのだと思います。
しかし、これまで、技術や知恵の具体的なあらわれである
法隆寺建築の過程をあきらかにした本はありませんでした。
これは、法隆寺の解体修理にあたった棟梁と、建築史家と、
建築科の出であるイラストレーターの三人が協力して、
法隆寺がどのようにして建てられたかという難しい問題を解き明かした本です。
この本をとおして、私たちは古代日本人の技術や知恵が想像以上にすぐれたものであったことを知るでしょう。
*本書は1980年に当社より刊行した『法隆寺』の普及版です。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。