


著者名:
前間孝則 出版社名:
草思社シリーズ名等:
草思社文庫 ま2−1
戦時中の技術開発を担った若手技術者は懸命の努力で戦後復興と技術大国への道を拓く。
大戦中の技術開発研究は、二十代〜三十代の若き技術者たちが担っていた。情報遮断と材料不足の厳しい状況下で多くの成果を上げるが、敗戦によって開発の断念を余儀なくされる。しかし、彼らは渾身の力を込めて立ち上がり、新しい産業に技術を転用させ、日本を技術大国へと導いた。零戦の設計主務者である堀越二郎、新幹線の生みの親・島秀雄、ホンダF1の中村良夫など、昭和を代表する技術者六人の不屈の物語。現在の日本の基盤を支えた、若くも一流の技術者であった彼らの哲学と情熱の軌跡をたどる。
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