


著者名:
石川健三 出版社名:
裳華房
本書は、量子力学が「重ね合わせの原理」「正準交換関係」「シュレディンガー方程式」「確率原理」という4つの基本原理を柱とすることを明らかにし、読者が量子力学の全体像を理解・把握し、自らの考えや方法で再構成できるとともに、多様な応用をできるようになることを目標にした。
I巻では、量子力学の基礎を踏まえつつ、上記4つの原理がいかに量子力学の考え方の根幹を示すかを学ぶ。さらに、第1原理から第3原理までを中心にして、基本的な物理系のシュレディンガー方程式やその解法に加え、代表的な近似法である摂動論まで解説した。
姉妹書『レクチャー 量子力学(II)』は2020年春刊行予定。
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