瓦礫抄 俳句日記2012/小澤實
著:小澤實
出版社:ふらんす堂
発売日:2022年12月
シリーズ名等:澤俳句叢書 第29篇
キーワード:瓦礫抄俳句日記2012小澤實 がれきしようはいくにつきにせんじゆうにはいく/につ ガレキシヨウハイクニツキニセンジユウニハイク/ニツ おざわ みのる オザワ ミノル



著者名:
小澤實 出版社名:
ふらんす堂シリーズ名等:
澤俳句叢書 第29篇
◆俳句日記シリーズ
3月11日(日)晴
春の星拳ふたつをひらきえず
人間は心細くささやかな存在にすぎない。それを忘れてはならない。
◆あとがきより
平成二十三年は東日本大震災が起こった年である。コロナ禍が終息していない現在も辛いが、この年には福島第一原子力発電所の事故も発生して、都内で生活していたぼくにとっても、たいへん心細かった。「瓦礫抄」なる題名は、震災の瓦礫による。震災後の心細さを忘れてはならじと、題とした。
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