著者名:
松本有史 出版社名:
現代書林
近頃は皆さんが「相続」を普通に考えるようになってきたと思います。
平成27年に相続税法が大改正され、それまでは一部の富裕層の方だけが相続税のことを考えればよかったのですが、今では多くの方が考える必要がある状況になってきました。
本書の著者は相続などの資産税コンサルティングや株式公開コンサルティング、税務調査の経験も豊富で現場を知り尽くした税理士です。
税理士になって27年間の中で国税不服審査請求などの高度な税務手続きも複数経験しています。
さて、そんな著者からの質問です。
相続対策や節税対策を考える上で、一番確実で間違いない方法とは何か知っていますでしょうか?
答えは「生前贈与」です!
相続対策を考える上で、早い段階で財産を確保でき、節税効果も期待できる一番確実で間違いない方法が「生前贈与」なのです。
最近では「終活」という言葉もあり、遺言書を作成する方も増えてきました。
ただ、「生前贈与」を正しく行うのはとても難しいです。
専門家でも「民法と相続税法」の2つをしっかり理解している人は少ないです。
「生前贈与」は相続対策を考える上で、非常に大きな役割を果たしてくれますが、聞きかじりの知識で安易に行ってしまうと、思わぬ税金がかかってしまうなど、後で後悔することにもなりかねません。
そこで本書では、できるだけ多くの方に、法律に基づいた相続・贈与に関する正しい知識を習得していただくためにも、「民法」と「相続税法」の違いを押さえながら、相続・贈与に関する基礎的な項目をすべて盛り込みました。
図表やイラストも多く使い、文章を読まなくてもパッとイメージできるようにしましたので、是非お読みいただければと思います。
【目次】
まえがき
第1章 ここは押さえよう! 相続・贈与の基礎知識
第2章 これならわかる! 相続税と贈与税の仕組み
第3章 これで安心! 生前贈与のやり方
第4章 ここが決め手! 得する贈与の特例あれこれ
第5章 さらに得する! 不動産を活用した生前対策
第6章 まだまだある! その他の生前対策
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。