


著者名:
梶よう子 出版社名:
角川春樹事務所シリーズ名等:
ハルキ文庫 か12−3 時代小説文庫
優れた仕事ぶりで「おまんまを喰いっぱぐれる心配がない」ことから『おまんまの安』というふたつ名を持つ摺師・安次郎は、亡き女房の実家へ預けていた息子の信太を引き取り、神田明神下の長屋に父子二人で暮らしていた。
ある日、魚屋のうろこ屋が初鰹を破格で売ると言い出した。
粋な趣向に江戸の人々が大いに盛り上がる中、安次郎はうろこ屋のおかみ・お民が不義で家を追い出されたと聞く。
一方、安次郎は二十数年ぶりに叔父との再会の時が近づいていた……(「邂逅の桜」)。
人生の滋味にあふれた、切ない香りが吹き抜ける傑作人情小説、待望の第三巻。
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