史記 武帝紀 7/北方謙三

著:北方謙三
出版社:角川春樹事務所
発売日:2014年04月
シリーズ名等:ハルキ文庫 き3−22 時代小説文庫
巻数:7巻
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著者名:北方謙三 
出版社名:角川春樹事務所
シリーズ名等:ハルキ文庫 き3−22 時代小説文庫

前漢の中国。老いを自覚する武帝・劉徹は、漠然とした不安を抱いていた。宮中に蔓延る巫蠢の噂。その嫌疑をかけられた皇太子は、謀反の末、自死を遂げる。国内の混乱をよそに、匈奴との最後の戦いが迫っていた。敗北を続ける将軍・李広利は、その命を賭け、敵将の首を執拗に狙う。一方、匈奴に降り右校王となった李陵は、故国への想いを断ち切るかのように最後の戦に向う。亡き父の遺志を継ぎ、『太史公書』を書き上げる司馬遷。そして極寒の地に生きる蘇武は、友と永遠の絆を紡ぐ――。北方版『史記 武帝紀』、感涙の完結。