童の神/今村翔吾

著:今村翔吾
出版社:角川春樹事務所
発売日:2018年10月
キーワード:童の神今村翔吾 第160回 芥川賞・直木賞ノミネート作品 わらべのかみ ワラベノカミ いまむら しようご イマムラ シヨウゴ



著者名:今村翔吾 
出版社名:角川春樹事務所

第160回 芥川賞・直木賞ノミネート作品
平安時代「童」と呼ばれる者たちがいた。彼らは鬼、土蜘蛛、滝夜叉、山姥…などの恐ろしげな名で呼ばれ、京人から蔑まれていた。一方、安倍晴明が空前絶後の凶事と断じた日食の最中に、越後で生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓っていた。様々な出逢いを経て桜暁丸は、童たちと共に朝廷軍に決死の戦いを挑むが―。皆が手をたずさえて生きられる世を熱望し、散っていった者たちへの、祈りの詩。第10回角川春樹小説賞受賞作。

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