朝鮮王朝の貧困政策 日中韓比較研究の視点から/朴光駿
著:朴光駿
出版社:明石書店
発売日:2020年05月
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著者名:
朴光駿 出版社名:
明石書店
18世紀中半に製作された「海東地図」の「京都五部」の一部分。漢城府=現・ソウル市の五か所に設置された官庁を示したもの。ソウル大学校奎章閣所蔵。地図のいくつかの場所には、本書のテーマの1つである倉がさまざまな名称で表記されている。その中で、貧困政策と直に関わっているのは、都心から近いところ、今の平倉洞にある宣恵倉である。平倉洞という名は常平倉に因んであるといわれる。宣恵庁は常平庁の後身であり、17世紀末には救貧事業を管掌する賑恤庁をその管轄下においていた。
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