工芸とナショナリズムの近代 「日本的なもの」の創出/木田拓也

著:木田拓也
出版社:吉川弘文館
発売日:2014年08月
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著者名:木田拓也 
出版社名:吉川弘文館

明治二十年代、“美術”に対抗する概念として成立した“工芸”。帝展の工芸部門開設と「新古典派」の出現、戦時体制下における桃山復興、占領統治下の工芸の輸出と日米文化交流、昭和三十年代の「伝統工芸」の成立など、その歴史的展開を辿る。誕生以来、工芸の存立を支えてきた制度や価値体系を手掛かりに、近代ナショナリズムとの関係を問い直す。

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