


著者名:
川口拓 壺一郎 出版社名:
扶桑社シリーズ名等:
FUSOSHA MOOK 扶桑社アウトドアシリーズ
人は簡単に死ぬ。
空気がないと3分で、
低体温症になると3時間で死ぬ。
しかし、水は72時間飲まなくても、食べ物は3週間〜30日間食べなくても死なない。
非常事態で死なないためにやるべきことの優先順位は、この死ぬまでの時間の短さで決まっていく。また、非常時では考えなくむやみやたらに動いてはいけない。もちろん危険を回避するのが最優先だが、まずは止まって考えて、観察して、計画を立てて、リスクのすくない行動をとらなければならない。
この本では、そんな、死なないための基礎からスタートして、「死なないための基礎知識」「死なないための技術」そして、実際の非常事態を想定した「死なないための行動術」を紹介していく。
サバイバルの方法は、自然の中と都市部では異なることが多く、備蓄がない場合、都市部でのサバイバルは難しい傾向にある。しかし、「死なない技術」基本的な考え方は一緒なので、この本で紹介している技術は、幅広い状況で役立ってくれる。
「死なない技術」はまた、「もしも!?」のときに使えるように、体験しておくことも重要だ。だから、普段のキャンプに「死なない技術」を取り入れるのをおすすめする。
こう書くと、トレーニングのようで抵抗感を覚える人もいるかもしれないが、「死なない技術」をキャンプに取り入れることで、キャンプがよりワイルドになり、自然をより身近に感じられ、楽しくなるので、ぜひ、本書を片手にキャンプに出掛けてほしい。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。