


著者名:
エドワードW.サイード 今沢紀子 出版社名:
平凡社シリーズ名等:
平凡社ライブラリー 11
ポストコロニアリズムの金字塔!
西洋はいかにして東洋(中東・アフリカ・アジア……)を支配してきたのか?
西洋に連綿と受け継がれてきた思考様式を描ききり、帝国主義と人種主義を告発した名著。
【目次】
序説
第一章 オリエンタリズムの領域
一 東洋人を知る
二 心象地理とその諸表象――オリエントのオリエント化
三 プロジェクト
四 危機
第二章 オリエンタリズムの構成と再構成
一 再設定された境界線・再定義された問題・世俗化された宗教
二 シルヴェストル・ド・サシとエルネスト・ルナン――合理主義的人類学と文献学実験室
三 オリエント在住とオリエントに関する学識――語彙記述と想像力とが必要とするもの
四 巡礼者と巡礼行――イギリスとフランス人
【下】
第三章 今日のオリエンタリズム
一 潜在的オリエンタリズムと顕在的オリエンタリズム
二 様式、専門知識、ヴィジョンオリエンタリズムの世俗性
三 現代英仏オリエンタリズムの最盛期
四 最新の局面
オリエンタリズム再考
『オリエンタリズム』と私たち 杉田英明
平凡社ライブラリー版補論――「オリエンタリズム』の波紋 杉田英明
訳者あとがき 今沢紀子
原注
索引
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