日本陸海軍、失敗の研究/歴史街道編集部
編:歴史街道編集部
出版社:PHP研究所
発売日:2021年07月
シリーズ名等:PHP新書 1267
キーワード:日本陸海軍、失敗の研究歴史街道編集部 にほんりくかいぐんしつぱいのけんきゆうぴーえいちぴ ニホンリクカイグンシツパイノケンキユウピーエイチピ ぴ−えいちぴ−/けんきゆうじよ ピ−エイチピ−/ケンキユウジヨ
著者名:
歴史街道編集部 出版社名:
PHP研究所シリーズ名等:
PHP新書 1267
先の大戦の日本の敗北は、強大な国力を誇るアメリカとの開戦を決断した時点で、半ば決まっていたといえる。自国にとって「都合のいい情報」だけを採用し、確たる長期戦のプランを立てずに対米英戦を始めたのは、日本の陸軍、海軍が組織として「硬直化」していた証である。個々の戦闘に敗北しても、指揮官が責任を取る例は珍しく、年功序列による温情主義的な人事が最後までまかり通っていた。なぜ、日本の陸海軍は理性的な判断ができず、非合理な失策を繰り返したのか。なぜ、自ら過ちを反省し、正すことができなかったのか。極度の同質集団であった日本陸海軍が陥った錯誤から、現代の我々が学ぶべき「失敗の本質」とは。
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