著者名:
菊池勝也 東京海上アセットマネジメント株式会社 出版社名:
日経BP日本経済新聞出版本部
株主と企業のどのような対話が企業価値を高めるのか。どのような尺度で成果を計るのか。ESGにどう取り組むか。具体例を元に解説する。
本書の問題意識は2つある。第1に、投資家は投資先企業に対し開示を求めるばかりで、自分たちの考えを投資先企業やお客様などインベスト・チェーンのステークホルダーへ十分に伝えていないのではないかということである。第2に、「対話」において試行錯誤している内容を具体的に公開することで価値創造につながる「対話」とは何かという議論を喚起できるのではないかということである。
本書では、具体的な対話先の企業名を明記し、具体的なやり取りを公表することで臨場感を感じてもらえるように「対話」を開示した。このような踏み込んだ挑戦によって、企業と投資家の「対話」によって新たな意味が生まれ、価値が創造される可能性を問い直すきっかけづくりを目指している。
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