


著者名:
谷口雅春 出版社名:
日本教文社
毎日の暮らしの中で、私たちは多くの疑問や悩みにつき当たります。
「人はどうして病気になるの?」
「お金が儲からないのはなぜ?」
「家族仲良くしていくにはどうしたらいいのか?」
といった生活にかかわる具体的なことから、
「この世界や人間の本当の姿(実相)とは、どんなものなのか?」
「心の法則とは?」
というような、生長の家の教えに関係あることなど、その種は尽きないように感じます。
こういった疑問や悩みに対し
「“私”は、今ふたたび真理を知らせてあげたい愛念によって、今此処に谷口雅春を通して真理を説こうと思うのである」(11〜12ベージ)と、神が生長の家創始者・谷口雅春先生に語りかけることによって、答えてくれているのが本書です。
「“わたし”は“あなた”である。“わたし”は“あなた”の存在の中核にあり“あなた”のエッセンスである」(本文33〜34ページ)というような直観によって書かれた文章には小見出しが付けられておらず、格調高い表現は時として難しく感じられるかもしれません。
しかし、それも深遠な真理の直接表現として、よく味わいたいところです。
神の言葉の中から直接自分の答えを見つけ出す、それが本書の読み方のひとつといえそうです。
「深く真理に迫ってみたい」という方にもお薦めしたい一冊です。
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