出版社名:
南山堂
「とりあえず抗菌薬を…」「かぜっぽいので抗生剤をください」に代表される不適切な抗菌薬処方を減らすには,感染症治療の基礎知識,病院内での抗菌薬の使い方や患者背景なども知る必要がある.
本書では「経口抗菌薬」にテーマを絞り,「不適正処方を減らすためにできること」「抗菌薬が処方される背景」「抗菌薬処方のギモン」などを専門家がわかりやすく解説.
〈主な内容〉
◆「不適正な抗菌薬処方」に,どう対応できるのか?
抗菌薬の不適正使用は ホント!?/抗菌薬処方に“待った”をかけられる?
服薬指導の問題点は?/保険薬局でこれからできること
経口抗菌薬の適正な使用を実現するために有効な手立てを考える
◆経口抗菌薬の選び方
日本版AMRアクションプランに沿った外来抗菌薬の適正使用
普通感冒/気道感染症/副鼻腔炎/尿路感染症
◆「経口抗菌薬」使う・使えない・使うべきシーンと服薬指導のポイント
抗菌薬のおさらい/ペニシリン系抗菌薬/セフェム系抗菌薬
カルバペネム系抗菌薬/キノロン系抗菌薬/マクロライド系抗菌薬
テトラサイクリン系抗菌薬/その他の経口抗菌薬
◆構造式からみる経口抗菌薬の「かたち」
◆処方例から学ぶ! 経口抗菌薬の適正使用
急性上気道炎×マクロライド系薬/気管支肺炎×キノロン系薬
医師の診立てと処方の根拠を知る
◆連載
最近のコクシ/ハマゾン
エビデンスと実臨床の架け橋/生薬スロットでわかる漢方薬
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。