


著者名:
柏木秀行 出版社名:
南江堂
緩和ケアや在宅医療の現場で「手を動かす」機会は多く,苦痛緩和や症状コントロールのために避けては通れない手技がある.本書ではそのような手技の実際とコツを,飯塚病院で研鑽を積んだ経験豊富な執筆陣が伝授.「7steps」(適応と禁忌, 処置説明,準備,手技,成否判断,合併症,記録)の手順に沿った解説のほか,緩和ケアならではの配慮や工夫,経験談までを紹介し,手技が苦手な読者でも読めば自信をもって実践できる一冊である.
【目次】
Chapter 1 緩和ケアで手技を行う前に
1.緩和ケアでの手技習得のススメ〜手技が苦手な人へのメッセージ〜
2.緩和ケア・在宅医療での手技の特殊性
Note?手技の際に書面の同意は必要?
Chapter 2 7stepsで学ぶ! 必須手技
「7steps」に関する注記
1.皮下投与
Note?顎関節脱臼整復
2.胸腔穿刺
Note?手技上手は待ち上手!? 〜痛くない穿刺手技のコツ〜
3.腹腔穿刺
Note?コミュニケーションも手技と同じくスキルの1つである
4.気管カニューレ交換
5.経鼻胃管挿入
6.尿道カテーテル挿入
7.緩和ケアにおけるPOCUS
Chapter 3 管理できるようになる! その他の手技
1.胃瘻管理
2.腎瘻管理
3.膀胱瘻管理
4.消化管ストーマ(人工肛門)
Note?トリガーポイント注射
5.PICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)
6.PCA(自己調節鎮痛法)
7.持続脊髄くも膜下鎮痛法
Note?ペースメーカーの除去
索引
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