反知性の帝国 アメリカ・文学・精神史/巽孝之

編:巽孝之
出版社:南雲堂
発売日:2008年04月
キーワード:反知性の帝国アメリカ・文学・精神史巽孝之 はんちせいのていこくあめりかぶんがくせいしんし ハンチセイノテイコクアメリカブンガクセイシンシ たつみ たかゆき タツミ タカユキ



著者名:巽孝之 
出版社名:南雲堂

日本人の無思想に対しアメリカ人の反思想、反知性主義の伝統は、17世紀の異端思想から19世紀のエマソン、フラーらによる超越主義、20世紀のヘミングウェイからヴォネガットに及ぶ反権威主義、ビート世代の神秘主義、レーガンからブッシュ父子へと続くポピュリズムやネオリベラリズムまで、知よりも情を、ロジックよりもキャラクターを優先してきた。反知性主義を抜きにしてアメリカ独自の「知性」はありうるか?気鋭の7人が植民地時代から9.11同時多発テロ、2008年度大統領選までを射程にアメリカニズムの神髄に迫る。

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