著者名:
磯部一雄 杉中康平 出版社名:
東洋館出版社
本書では、「場面の再現化」やホワイトボード・マグネットを活用した「対話・交流」によって、児童の「心」を動かす「簡単に」実践できて、効果的な「動き」のある小学校道徳科の授業手法を紹介しています。せりふや表情など、その状況を再現する活動を、短時間、その場で取り入れることで、授業者である教師が実践しやすくなるだけでなく、児童にとっても教材内容の理解が容易になり、「自分事」として考えやすい環境が整います。そのため、特に言語活動を苦手とする児童も考えやすい学習環境が整い、どの児童にも活躍の場を保障することができます。
「動き」のある授業とは
1 「動き」:場面再現の「動き」
2 「動き」:ホワイトボードとマグネットを活用した対話・交流の「動き」
■「動き」:場面再現の「動き」5つの授業形態
教師代替の「動き」
全員参加の「動き」
グループ(ペア)の「動き」
その場での「動き」(1人の「動き」)
代表児童の「動き」
■「 動き」:ホワイトボードとマグネットを活用した対話・交流の「動き」の手順
1人1枚のホワイトボードに自分の思いや考えを表現する
ホワイトボードを黒板に掲示し、考えをオープンにする
マグネットを置き、自己評価と相互評価を行う
・ 緑のマグネット:共感できる意見に置く
・青のマグネット:もう少し考えを聞いてみたい意見に置く
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。