「おのずから」と「みずから」 日本思想の基層/竹内整一
著:竹内整一
出版社:筑摩書房
発売日:2023年01月
シリーズ名等:ちくま学芸文庫 タ45−2
キーワード:「おのずから」と「みずから」日本思想の基層竹内整一 おのずからとみずからにほんしそうのきそう オノズカラトミズカラニホンシソウノキソウ たけうち せいいち タケウチ セイイチ



著者名:
竹内整一 出版社名:
筑摩書房シリーズ名等:
ちくま学芸文庫 タ45−2
日本語において「おのずから」と「みずから」は、ともに「自(ずか)ら」とあらわす。成ることと為すこと、物と自己、自然と自由を意味するが、截然と分けられず、両者には交差・共和・相克する「あわい」がある。そこに見られる日本人の基本的発想とは何であり、それはまたどのような思想文化を育んできたのか。本書は、思想・宗教・文学・芸能の諸領域を広く深く行き来しながら、日本人の自然と自己との相関的認識、超越と倫理との関わり、そして無常観と死生観を根源から問いなおす。倫理学者・日本思想史家である著者の代表作。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。