道徳および立法の諸原理序説 下/ジェレミー・ベンサム/中山元
著:ジェレミー・ベンサム 訳:中山元
出版社:筑摩書房
発売日:2022年08月
シリーズ名等:ちくま学芸文庫 ヘ13−2
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著者名:
ジェレミー・ベンサム 中山元 出版社名:
筑摩書房シリーズ名等:
ちくま学芸文庫 ヘ13−2
「政治と道徳の学問の土台をなす真理は、数学のような厳密な学問的な調査によらなければ、そして比較を絶するほど複雑で広範な調査によらなければ、見いだすことはできない」。序文に記されたこの言葉通り、本書全体の三分の一を占める長大な「第16章 不法行為の分類」においてベンサムは人間の不法行為のありようを執拗に追跡し、精緻な考察を繰り広げていく。そこに映し出されるのは、科学に立脚して立法と道徳を問いなおし、完全なる法体系を打ち立てんとするベンサムの強靱な意志である。幸福とは、人間の道徳とは、そして法の目的とは―。哲学史に燦然と輝く重要古典、待望の完訳。
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