インドの数学 ゼロの発明/林隆夫
著:林隆夫
出版社:筑摩書房
発売日:2020年09月
シリーズ名等:ちくま学芸文庫 ハ56−1 Math & Science
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著者名:
林隆夫 出版社名:
筑摩書房シリーズ名等:
ちくま学芸文庫 ハ56−1 Math & Science
サンスクリット文化圏の数学は、多様性と創造性に溢れ、数学史においても大きな足跡を残してきた。「ゼロの発明」はとりわけ有名であるが、それにとどまらない。本書は、ヴェーダ祭式の祭場設営に由来する最古層の幾何学に始まり、ジャイナ教徒の数学と哲学・世界観との関係、数学と天文学、7世紀以降のアルゴリズム数学と代数の確立など、各時代に開花した数学を概観し、その発展の過程を探る。終章では、三角関数、ホロスコープ占星術、筆算法、和算などのトピックを通して、インドと他文化圏との数学の伝播を考える。
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