日本陸軍と中国 「支那通」にみる夢と蹉跌/戸部良一

著:戸部良一
出版社:筑摩書房
発売日:2016年08月
シリーズ名等:ちくま学芸文庫 ト16−1
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著者名:戸部良一 
出版社名:筑摩書房
シリーズ名等:ちくま学芸文庫 ト16−1

中国スペシャリストとして、戦前の対中外交を率いた陸軍「支那通」。その代表的人物・佐々木到一は、孫文はじめ中国国民党の要人と深い親交を結び、第二次北伐に際しては国民革命軍にも従軍した。しかし、その後、支那事変(日中戦争)では南京攻略戦に参加して、いわゆる南京「虐殺」の当事者となり、戦後、激しい批判にさらされることになる。革命に共感を寄せ、日中提携を夢見た彼らが、結果としてなぜ泥沼の支那事変へと両国を導くことになったのか。われわれは、どこで道を誤ってしまったのか?「支那通」の思想と行動を通して、戦前の日中関係の深層に迫る。

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