熱学思想の史的展開 熱とエントロピー 1/山本義隆
著:山本義隆
出版社:筑摩書房
発売日:2008年12月
シリーズ名等:ちくま学芸文庫 ヤ18−1 Math & Science
巻数:1巻
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著者名:
山本義隆 出版社名:
筑摩書房シリーズ名等:
ちくま学芸文庫 ヤ18−1 Math & Science
ニュートン力学のあとを受けた18〜19世紀は、熱をめぐる世紀となった。なぜ熱だったのか?本書は、科学者・技術者の実験や論理を丹念に原典から読みとり、思考の核心をえぐり、現代からは見えにくくなった当時の共通認識にまで肉薄する壮大な熱学思想史。迫力ある科学ドキュメントでもある。後世が断ずる「愚かな誤り」が実はいかに精緻であったかがじっくりと語られる。新版ともいえる全面改稿の全3巻。第1巻は、熱の正体をさぐった熱力学前史。化学者ラヴォアジェが熱素説の下で化学の体系化をなしとげ、より解析的に熱を取り扱う道が拓かれるまで。
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