啓蒙主義の哲学 下/エルンスト・カッシーラー/中野好之

著:エルンスト・カッシーラー 訳:中野好之
出版社:筑摩書房
発売日:2003年04月
シリーズ名等:ちくま学芸文庫
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著者名:エルンスト・カッシーラー  中野好之 
出版社名:筑摩書房
シリーズ名等:ちくま学芸文庫

啓蒙主義は、すでに乗り越えられた浅薄な思想なのか。のちの思想家たちから「反省哲学」「過去の思想」という烙印を押されてきたが、はたしてそうか。18世紀啓蒙主義の「明るい鏡」を現代批判の鏡として位置づけ、自らそれとの内面的対決を果たした著者は、批判精神に満ちた鋭い洞察力で、啓蒙主義の思考形式から「美学」の誕生までの諸側面を余すところなく分析し、その統一的結びつきを解明する。哲学者カッシーラーが従来の批判を排し、啓蒙主義思想の再評価を打ち立てた古典的名著。文庫化にあたり全編改訳。下巻は啓蒙主義の歴史観、国家観・社会観、美学の確立などを収録。

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