ホモ・エコノミクス 「利己的人間」の思想史/重田園江
著:重田園江
出版社:筑摩書房
発売日:2022年03月
シリーズ名等:ちくま新書 1637
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著者名:
重田園江 出版社名:
筑摩書房シリーズ名等:
ちくま新書 1637
自分の利益を第一に考えて合理的に行動する主体=「経済人(ホモ・エコノミクス)」―経済学が前提とするこうした人間像はどこで生まれたのか。多くの批判にさらされながらも、それが世界を動かす原動力でありつづけているのはなぜか。「金儲け」が道徳的に蔑まれた古代・中世そして非近代の社会から、近代経済学が確立する「限界革命」の時代をへて、ホモ・エコノミクスが社会の広範な領域に浸透する現代まで。「自己利益の追求」が当たり前の価値として受け容れられるに至ったからくりを、思想史の視座から解き明かす。
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