空海の思想/竹内信夫
著:竹内信夫
出版社:筑摩書房
発売日:2014年07月
シリーズ名等:ちくま新書 1081
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著者名:
竹内信夫 出版社名:
筑摩書房シリーズ名等:
ちくま新書 1081
七世紀に勃興したイスラームの東進に抗してインド仏教は大きく変化する。マントラ(真言)を中心に据え、それを唱える身体的修行によって精神の在り様の根本的転換を図ろうとする図ろうとする新しい仏教が姿を現す。それは「密教」と呼ばれ、七世紀中頃から八世紀初めに中国に伝播する。その仏教の激動期に空海は生まれ、新しい教えを求めて入唐する。そこで空海は何を得たのだろうか。空海が遺した言葉に向き合うことによって、中世的「弘法大師」信仰を解体し、空海の言葉に込められた「いのちの思想」に迫る。
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