


著者名:
佐々木宏子 出版社名:
誠文堂新光社
佐々木宏子が探求している「青のあいだ」は牧谿や俵屋宗達らと共通する精神性を重視する造形美で、日本情緒や日本趣味ではない強固な造形を「間」ではなくひらがなの「あいだ」で現しています。
そのなかで2014・2015年制作の大作タブローと異素材、異技術、異表現に挑戦した中でも最初に取り組んだガラスオブジェ1973-2016年制作の約40点、さらに情報季刊誌に頼まれて寄稿した「青のあいだ-無意識的な自然と意識的なもの」の造形思考と実践に向かった制作の折々の思いを綴ったをモノローグを加え、本年5月(5月31日〜6月12日)に開催される「青のあいだ ガラスオブジェとタブロー」展に合わせて作品集として出版します。
「青のあいだ」を海外にも紹介するつもり英語併記とした初個展のカタログと同じく、今回は日伊仏英に翻訳して4カ国語で掲載いたします。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。