著者名:
木越治 出版社名:
国書刊行会
東雅夫氏、ロバート キャンベル氏推薦!
妖しくも豊沃な江戸の怪談文芸の世界へと誘う選集。
第二巻は前期読本時代の怪奇譚の名品四篇を集成。
近年、近世読本の始祖・都賀庭鐘作という説が再浮上する奇談集の佳品『垣根草』。
怪異に託し志の是非を述べた、高踏的内容を有する怪異譚『新斎夜語』正篇・続篇。
水谷不倒をして「幻の奇談中の逸品」と言わしめた、本文の紹介が長らく俟たれた傑作『唐土の吉野』。
奥妙にして高邁な、無上の寓言論的怪異譚!
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