日本のクラシック音楽は歪んでいる 12の批判的考察/森本恭正

著:森本恭正
出版社:光文社
発売日:2024年01月
シリーズ名等:光文社新書 1290
キーワード:日本のクラシック音楽は歪んでいる12の批判的考察森本恭正 にほんのくらしつくおんがくわゆがんでいる ニホンノクラシツクオンガクワユガンデイル もりもと ゆきまさ モリモト ユキマサ



著者名:森本恭正 
出版社名:光文社
シリーズ名等:光文社新書 1290

本書における批判の眼目は、日本における西洋音楽の導入において、いかに我々は間違ってそれらを受け入れ、その上その間違いに誰も気がつかず、あるいは気がついた者がいたとしても訂正せず、しかも現在まで間違い続けてきたか、という点である。(「批判1 日本のクラシック音楽受容の躓き」より)明治期に導入された西洋音楽。だが、その釦は最初から掛け違っていた。そして日本のクラシック音楽は、掛け違った釦のまま「権威」という衣を纏い、今日へと至る。作曲家・指揮者として活躍する著者が、二十年を超える思考の上に辿り着いて示す、西洋音楽の本質。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。