木戸の鬼火 大江戸番太郎事件帳 21/喜安幸夫
著:喜安幸夫
出版社:廣済堂出版
発売日:2011年12月
シリーズ名等:廣済堂文庫 き−6−22 特選時代小説
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著者名:
喜安幸夫 出版社名:
廣済堂出版シリーズ名等:
廣済堂文庫 き−6−22 特選時代小説
深夜、赤坂の町に月のように大きな人魂が浮かび、路地の板塀を焦がすという出来事があった。噂は左門町にもすぐに伝わり、木戸番の杢之助はその様子を聞き、からくりに思い当たるものがあった。また怪異な火付け騒動を利用して大店から百両もの金を強請り取ろうという企みが進行していた。それを突き止めた杢之助は、火付けという重罪を伏せ、左門町に八丁堀の手が入るのを防ぐため、岡っ引の源造や浪人の榊原真吾らとともに策を練り、あざやかな手さばきで事件を収め、悪党たちに始末をつけさせる。
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