木戸の女敵(めがたき)騒動 大江戸番太郎事件帳 20/喜安幸夫

著:喜安幸夫
出版社:廣済堂あかつき
発売日:2011年08月
シリーズ名等:廣済堂文庫 き−6−21 特選時代小説
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著者名:喜安幸夫 
出版社名:廣済堂あかつき
シリーズ名等:廣済堂文庫 き−6−21 特選時代小説

夜半、四ツ谷左門町の木戸に刀傷を負った男が倒れていた。杢之助は侍らしい男を木戸番小屋へ運び、浪人の榊原真吾を呼んで手当てをしてもらう。やがて市ケ谷御門近くの小普請組・服部惣右衛門の屋敷で事件があったことを杢之助たちは知る。用人の妻と御小姓衆・長田家の部屋住が密会しているところに夫が踏み込み、妻は斬り捨てたが、間男は疵を負わせただけで取り逃がしたというのだ。武家同士の争いに巻き込まれ、奉行所の手が町に入るのを恐れた杢之助は、男の身を内藤新宿に移すことにするが…。

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