木戸の闇仕掛け 大江戸番太郎事件帳 17/喜安幸夫
著:喜安幸夫
出版社:廣済堂あかつき
発売日:2010年09月
シリーズ名等:廣済堂文庫 き−6−18 特選時代小説
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著者名:
喜安幸夫 出版社名:
廣済堂あかつきシリーズ名等:
廣済堂文庫 き−6−18 特選時代小説
玉川で獲れた初鮎を若い衆が夜通し走って運び将軍家へ献上する鮎道中の季節がやって来た。内藤新宿の老舗鮎問屋・蔦屋が毎年その任を務めるが、道中を妨害しようとするものがいるとの噂が流れる。左門町の木戸番・杢之助は、道中の護衛役を頼まれた浪人の榊原真吾や棒手振の松次郎らとともに自ら担ぎ役となって街道を走り、襲ってきた賊たちを叩き伏せて捕まえる。騒動は一段落したかに思えたが、杢之助は幕府の中で陰謀をめぐらし口封じのために人の命を奪う悪党の存在を知り、密かに成敗に乗り出す。
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