


著者名:
朝井まかて 出版社名:
徳間書店シリーズ名等:
徳間文庫 あ57−1
第150回直木賞受賞作家・朝井まかてが、長崎を舞台に土と草花を通して、日本の素晴らしさを贈る人情時代小説。
出島に薬草園を造りたい。依頼を受けた長崎の植木商「京屋」の職人たちは、異国の雰囲気に怖じ気づき、十五歳の熊吉を行かせた。依頼主は阿蘭陀から来た医師しぼると先生。医術を日本に伝えるため自前で薬草を用意する先生に魅せられた熊吉は、失敗を繰り返しながらも園丁として成長していく。「草花を母国へ運びたい」先生の意志に熊吉は知恵をしぼるが、思わぬ事件に巻き込まれていく。
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