


著者名:
荻原博子 出版社名:
中央公論新社シリーズ名等:
中公新書ラクレ 739
子どもには安定した豊かな生活を送ってほしい。当たり前の親心ですが、これからはなかなか難しくなりそうです。社会の変化のスピードは速くなり、一生懸命働いてさえいれば食べていける時代は終わりました。年金の支給開始年齢は上がり、老後資金も自分で用意しなければなりません。求められるのは、自分自身の判断でお金と上手く付き合っていくこと。その「上手な付き合い方」=マネーリテラシーを教えてあげることこそ、親が子どもに対してできる最高の贈り物です。
今の親世代は、自分の親とお金の話などしたことがないかもしれません。でも、普段からどんどん子どもとお金の話をすることで、子どもは自然とお金の知識が身につくもの。知ってさえいれば防げる失敗はたくさんあります。お金との付き合い方で、これだけは伝えたいポイントを、本書では十二章にまとめました。将来の当たり前の暮らしを守るために、子どもとたくさん話をして下さい。
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