統帥権の独立 帝国日本「暴走」の実態/手嶋泰伸

著:手嶋泰伸
出版社:中央公論新社
発売日:2024年02月
シリーズ名等:中公選書 146
キーワード:統帥権の独立帝国日本「暴走」の実態手嶋泰伸 とうすいけんのどくりつていこくにつぽんぼうそうの トウスイケンノドクリツテイコクニツポンボウソウノ てしま やすのぶ テシマ ヤスノブ



著者名:手嶋泰伸 
出版社名:中央公論新社
シリーズ名等:中公選書 146

帝国陸海軍の作戦行動の指揮・決定権限である統帥権。天皇大権に属し、その「独立」は内閣からの干渉を阻止した。そのため満洲事変以降、陸軍の暴走をもたらし、大日本帝国崩壊の最大要因とされてきた。しかし近年、通説の見直しが進む。元老らはなぜ「独立」を支持したのか。政党人、軍人にも否定論者がいながら、維持されてきたのか。本書は、軍事の特殊専門性に着目、明治期からアジア・太平洋戦争の敗北まで通史のなかで描く。

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